2011-09-26 AndroidのFramework調査 第4回 InputManager アプリ開発者にはなじみ深いキーやタッチイベントですが、いったいどこから飛んでくるのでしょうか。 今回はキーイベントや、タッチイベントをフレームワーク側で取得するまでの部分を記載します。 確認バージョン Android 2.3.5イベントの取得に関することは、InputManagerにて行われています。 Key、Touch、Trackball、Switch(スライドキーボードのオープン・クローズ)など、さまざまなデバイスの イベントを取得し、正しい配信先に配信するのが仕事です。InputManagerの実体はNative層に存在し、InputReaderThreadとInputDispatcherThreadの二つのThreadを持っています。 それぞれ、イベントの読み込み、イベントの配信を行うThreadです。記載するのはInputReaderThread側の処理です。 クラス図